父と娘の戦い
あなたは両親のどっち似ですか。母?父?それとも、 橋の下から拾われてきた系?
違う、すぐふざけたくなりますが、本題いこう。
私は父親に似ている。と、最近気づき始めた。
親戚のおばさんからの電話に出たとき「あら、 お母さんにそっくりね」といわれるもんだから、 母似かと思っていたけど、違うようだ。
ずぼらさが似ているのである。そしてそれは、 生活で戦いを巻き起こすのである。
私の家は二階にリビングがあるのだが、 冷蔵庫に入っているペットボトルのお茶は、 なくなり次第1階のストックから補充する暗黙のルールがある。
つまり、最後の一滴を飲んだ者が、 次のお茶を取りに行くことになる。
普通の人であれば、思いやりの気持ちで、 次に飲む人のために持ってくるだろう。しかし、 我々そうはいかない。
階段の往復いやだ>おもいやり
である。
めんどくささが勝るのだ。どうしようもない親子である。 だから太るのである。
遺伝のせい。父さえちゃんとしていればよと、 娘は思うわけである。
一方の父、「そんな沢山飲むつもりはない」 かのような顔でコップに少量注いでいる。父よ、足りないだろ、それじゃ。
さて、最近父は在宅勤務をしており、 私もこの春休みは自宅にいる時間が長い。
そう、お茶合戦の繰り返しなのである。
ご覧いただきたい。今日も2種類とも見事にちょっとだけ。
残り数ミリを、チビチビ飲むのを繰り返す。
日々そんな感じだ。
この戦い、終止符を打つ日は来るのだろうか。(いや、 絶対来ない)