家って凄いんじゃないか?

家って凄いと思う。

だって、雨風をしのげるのだ。屋根があるから濡れないし、壁があるから髪が乱れる心配もない。

好きな家具だって置けるし、快適な温度に調節もできる。機能性抜群だ。

なるほど、お金がある人が、デカい家に住む理由も納得がいく。


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ここまて読んでくれた方、安心してほしい。世紀の発明品!とかではなく、当たり前なモノを急に褒め始めたのにはちゃんと理由がある。

 

ここ一ヶ月くらい、風が強い日が多いように感じる。春一番のような飛ばされそうになる強さのヤツが、2日に一回は吹いている。

確か、気圧の差が大きいと風が発生するんだっけと、曖昧な気象の知識を思い出した。

 

だから
雨と快晴が交互に来てる状況=風毎日ツヨイ

初めて気象現象を実感した。理解できた。

 

でも、納得は行かない。何というか、これまでに感じたことがない、怖いレベルの風が吹いているのだ。

真夜中に寝るわけでもなく漫然とゴロゴロしていると、急に

ビュウうううぅぅぉぉごごおおおおおお

と窓に風がブチ当たる音がする。

怖い。我が家のゴミ箱は無事だろうか。明日の朝、散乱してるんじゃないか。安否が思いやられる。

 

 

でも。私は大丈夫。

いつだって、吹き飛ばされたことはない。

 

 

だって、家の中にいるから。

もちろん、過信することは出来ない。オズの魔法使いみたいに家ごと違う街に飛んでたわ!となることも、巨大ハリケーンとか来たらあるだろう。

だが、現状怖いと感じる強風でも耐えられるのだ。家は。

 

守られている、とはこういうことかと感心した。

何千年もの人間の知恵と工夫が詰め込まれて、家は完成しているのだ。歴史である。城と同じだ。博物館とかに展示する扱いでも良いのではないか。そうだ、家博物館を作るべきだ。


家にい過ぎておかしくなってきたのかもしれない。でも、家があることに私は感謝し続けたいと思う。