3つの街を1日で移動してきた

最近ずっと街についてあれこれと考えています。大学で地理を勉強するにも、就活をするにも、写真を撮るにも、いつも私の頭の中には、「街」とか「地域」が絡んでいるんです。そりゃそうか、生活していたら、当たり前に街を歩いているわけだし。

 

でも、考えていること・感じていることを具体的にすることが今(就活)は必要であり、また自分としても「ことばにできた安心感」が得られるので、とりあえず3つ気になる街と商業施設に出かけてきました。一日で。

 

(この日は個人的にコンディションが悪かったので、序盤かなり暗いものの見方をしていること、ご了承ください。後半にかけて徐々に元気になっていきます。)

 

①光が丘 IMA

練馬区にあり、都営大江戸線の終点である光が丘駅地下鉄赤塚駅も含め、団地の街のイメージがあった。

雨も降っていたからか、すごく寒かった。駅前の商業施設のIMAは、URグループの会社が管理しているらしい。(住居と商業施設を両方作って、街を完成させている?)IMAは都営大江戸線光が丘駅直結で、帰宅時に買いものができて便利そうだなと思った。中に大きなイオンとSEIYUが入っていた。生活用品の品ぞろえが豊富なテナントが多い。特に地下1Fは、コージーコーナーと不二家があり、そういうう感じかぁと悟った。


f:id:imasaraaaa:20200307221245j:image

IMAの吹き抜け。屋根があって、雨が降っても大丈夫なつくり。

 

飲食店はチェーン店が多め。(マック、ミスド、ケンタッキー、ドトールサンマルクカフェ、大戸屋、珉珉、和民、サイゼリヤ、ジョナサンなど)そんなにお腹がすいていなかったので、ミスドでドーナッツを昼食にした。子連れの家族や老夫婦など、お客さんの層が幅広かった。

SEIYU、無印・ユニクロ・GU・GLOBAL WORK・WORLD系の洋服屋・SM2・靴下屋・おばさま向けの用品店も結構あった。病院、保育園、URなどの不動産会社、100均もあった。巨大な公園も近くにあった。

「必要なものはなんでも揃って便利なんだろうな」と思った。

一方で、なんとなく閉塞感を感じてしまった。かなり建物が密集していたからか、天気が悪かったせいか、鬱々としてしまった。団地の壁の色が全部グレーかくすんだ茶色で特徴がなく、単調に整備された街という印象を持った。

なるほど、大阪の鳥飼野々団地みたいに、デザイナーを巻き込んで、カラフルな色に団地の壁を塗り替えることは、居住者の気持ちだけでなく、街全体の雰囲気も変えられるかもしれないと実感した。

f:id:imasaraaaa:20200307221312j:image

自転車が沢山停められていた。団地の敷地内が広いから、移動にはマストっすよね。

 

それと、光が丘駅大江戸線の始発で、ビジネスマンにとっては必ず座れて、新宿一本で便利とのことだけれど、行き帰り乗って、やっぱり大江戸線はホームまで遠いし、車両が狭いし、急カーブで音がキュイイイイインンって鳴って苦手だ、、と思った。(便利=住みやすいというわけでもない?)


f:id:imasaraaaa:20200307221343j:image

取り敢えず消失点のある地下鉄駅を撮っといた。

 

大江戸線に乗って、上野広小路駅へ移動。


f:id:imasaraaaa:20200307225453j:image

移動中

 

②上野 parcoya

上野駅よりも御徒町駅からのほうが実は近いパルコ。大江戸上野広小路亭が近いという、演芸好きにはわかる情報を書いときます。

・1FはMACやTHREEなどデパコス店 

・カフェがスタバと思わせといて、DEAN & DELUCAだった。

・レストラン街→焼肉屋や天丼など少し高め。

・1フロア丸ごとアーバンリサーチがあった(KBF ROSSO Sonny labelなど)

Freak store、Unico、旅行に使えるかばんなどを取り扱った雑貨屋さんなど、30代くらいの感度の高い女性向けな感じだった。隣に松屋があることを踏まえて、ターゲットやコンセプトが考えられているんだなぁとわかった。

Old Fashion Storeというハンカチのお店で、誕生日プレゼント悩みになやみ、買った

かわいい不思議な絵のハンカチがたくさんあって、うれしくなった。店員さんの説明を聞いてほしくなったけど、我慢がまん。お店にミシンがおいてあり、名前を刺繍してもらえるらしく、なんだその素敵な売り方は、、、!と思った。結局ワッペンとハンカチを選び、店員さんに目の前でアイロンでくっつけてもらって完成。自分で選べる楽しさにテンションが上がった。

 

湯島駅まで歩いて、千代田線で明治神宮前原宿駅に移動。


f:id:imasaraaaa:20200307221944j:image

移動、移動。

 

③原宿 ラフォーレ原宿

明治神宮前駅から徒歩5分くらいのラフォーレ原宿。お馴染みの原宿のあの交差点の少し先にある。

矢後直規さんの展示を見にラフォーレギャラリーへ。一軒家のようなギャラリーとは違って、素人でもショッピングの途中にふらっと入りやすくて凄く好き。

普通のショッピングセンターで人気のあるお店が一番入口から遠いフロアにあり、個性的・独創的な洋服やさんが低層階にあるのが、原宿のカルチャーだからなせることだなと思う。そしてだからファッションを全力で楽しめるし、流行に流されすぎないことを尊重される空気感がある気がした。

f:id:imasaraaaa:20200307222005j:image

フォーレグランバザールの広告ビラ。

 


f:id:imasaraaaa:20200307222025j:image

浅野忠信が書いた絵がラフォーレ一階のトイレに描いてある。トイレにもアートという視点が斬新。わざわざトイレに行ってしまった。

 

3つまわってみて

まったく街の雰囲気が違うし、施設の内容や利用者層が違うなと実感した。

・IMAは、生活感>キラキラ

・パルコヤはちょっと落ち着いた、でもばばくささはない、ちゃんとおしゃれに敏感な、若いおしゃれ好きな人が満足いく内容だった 渋谷よりはナチュラル派?

・やっぱり、ラフォーレ原宿は自分にとって、買い物が楽しい場所だった(必ず何かしら買いたくなる)

 

ほぼメモのような、私得でしかない文書にお付き合いありがとうございました。街って、やっぱり色々考えるだけでおもしろいよねぇという感覚、忘れないようにしたいです。